検証環境&設定のポイント
まずは今回どのようなPCで検証を行なったか、BF1はどのような設定にしたのか等を解説してから、パフォーマンス比較に移りたい。今回は比較対象として、RADEON RX 480に対してはGeForce GTX 1060のVRAM6GB版を、RX 470に対しては発売されたばかりのGTX 1050Ti(OC版)を、RX 460にはGTX 1050をそれぞれ用意した。ボード在庫の関係から、各カードのグレードを厳密にマッチさせることができなかった(OC版とリファレンス版など)がご容赦頂きたい。
検証用環境 | |
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CPU | Intel「Core i7-6700K」(4GHz、最大4.2GHz) |
マザーボード | ASUS「Z170-A」(Intel Z170) |
メモリー | Crucial「BLS2K8G4D240FSA」(DDR4-2400、8GB×2) |
グラフィックボード | ASUS「ROG STRIX-RX480-O8G-GAMING」(RADEON RX 480)/ASUS「ROG STRIX-RX470-O4G-GAMING」(RADEON RX 470)/ASUS「ROG STRIX-RX460-O4G-GAMING」(RADEON RX 460)/ASUS「DUAL-GTX1060-O6G」(GeForce GTX 1060 6GB)/MSI「GeForce GTX 1050 Ti GAMING 4G」(GeForce GTX 1050 Ti)/ZOTAC「ZT-P10500A-10L」(GeForce GTX 1050) |
ストレージ | Intel「SSDPEDMW400G4X1」(NVMe SSD、400GB) |
電源ユニット | Corsair「RM650」(650W、80PLUS GOLD) |
OS | Windows10 Pro 64ビット(Anniversary Upadte)DSP版 |
PCゲームの場合、パワー不足が感じられたら解像度や設定を下げて逃げるという手が使えるが、せっかくPCで遊ぶのに低画質では興ざめもいいところ。そこで今回はフルHD(1920×1080ドット)またはWQHD(2560×1440ドット)液晶のドットバイドット表示、なおかつ最高画質で快適に遊べるかを試してみた。
BF1の画質設定はプリセットの“最高”に固定するが、ここで注意しなければならないのはBF1の“ビデオ”→“アドバンス”画面内にある「スケーリング」という項目。GPUによっては100%以上の値がセットされている場合があるが、この数値を上げるとゲーム画面の解像感も上がる。これが100%の時ドット等倍設定になるが、100より高い数値だと性能を犠牲にする代わりに解像感も上がる。BF1はこのスケーリングを上げると、画面解像度やテクスチャーなどのキレが段違いに高くなる。しかしながら、RADEON R9 Fury XクラスのハイエンドなGPUならまだしも、ミドルクラスのRX400シリーズは100%に設定するのが得策だ。