ソニーは10月28日、ミラーレス一眼カメラ「α6500」を発表した。12月2日発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は16万円前後。
APS-Cセンサー搭載機のフラッグシップにあたる本機は、BIONS XにフロントエンドLSIを組み合わせることで処理の高速化を実現。秒間8コマの連写を36秒間(307枚)継続できる。なお、速度としては最大11コマ/秒の撮影が可能だ。
AFは0.05秒の合焦が可能で、APS-Cセンサー搭載のデジタル一眼カメラとしては世界最高速とのこと。また、像面位相差センサーは425点で、こちらも世界最多とのことだ。
本体には5軸の手ブレ補正を内蔵。ジャイロセンサーの進化により5段の補正効果を実現している。
背面モニターはタッチパネルになっており、EVF使用時にはタッチパッドとしてフォーカス位置の移動が可能だ。
撮影機能では、同社最上位機種の「α99II」と同じ「スロー&クイックモーション」を搭載。60倍の早送り動画から5倍のスローモーション動画まで記録可能だ。
また、4K動画の撮影も可能で、4K動画から静止画切り出しが可能となった。
このほか、Bluetoothによる位置情報の取得にも対応している。