単純明快と手触り
ちなみに、前述の付属のマップは、1辺15cmのマス目になっています。その理由は、1回あたりの前身でCubettoが動く距離が15cmに設定されているからです。
つまり、15cmの移動距離を前提として、積み木などの障害物を置いてしまえば、マップなしでも自分でコースを作ることができるのです。コースを作って、それに合うプログラムを組んでも良いし、プログラムなわせてコースを作っても良いでしょう。
できることは、基本的には、ここまで説明してきた程度です。でも、対象年齢である3歳から、ブロックの役割を理解して並べて、木のロボットをコントロール経験は、非常に貴重だと思いました。
受け身にならず、「機械は自分で操れるものだ」という原体験の存在は、プログラミングへのハードルを大きく下げてくれると思うからです。
筆者紹介――松村太郎
1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。
公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura
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