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秋のヘッドフォン祭 2016 第1回

秋のヘッドフォン祭は、多ドライバーの高級機が目白押し

2016年10月24日 16時38分更新

文● 折原一也 編集●ASCII

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シグネチャーウォークマンに合わせた4.4mmプラグ

 日本発のブランドとして独自設計のイヤフォンを投入する御茶楽は、同社の独自技術であるトルネード・イコライザーを2基搭載した新イヤフォン「Donguri-欅(KEYAKI)Ti Plus Dual」を参考出展した。また、Flat4シリーズの新モデルとして欅を採用したFlat4-欅(KEYAKI)/Plus」(直販価格は9万1800円)を出展。なお、同社のモデルのPlusの有無は、外耳道の長さと合わせる位相補正チューブの違いとなる。

参考出展の「Donguri-欅(KEYAKI)Ti Plus Dual」

デュアルトルネード・イコライザー搭載の構造

Flat4シリーズの新モデルとして欅を採用したFlat4-欅(KEYAKI)/Plus」

キャビネットに欅/緋欅を再使用した新モデル

 同ブースではソニーのウォークマン「NW-WM1Z」で初採用された5極φ4.4mmバランスプラグ仕様モデルも初出展。イベント初日に初めてサウンドを体験できる状態が整えられた。

5極φ4.4mmバランスプラグ版の「Flat4-欅Plus」

イギリス発の新ブランド「ACS」の新イヤフォンに注目

 新規参入ブランドでは、フリーウェイの扱う英国ブランド「ACS」のイヤフォンに注目。ピンク・フロイドやジョージ・マーティン、ブラック・サバスといったミュージシャンが愛用しているプロ用のイヤーモニターブランドという文句で登場したモデルで3モデルを投入。Knowles製のBAドライバーを採用しておりイヤフォンには非常に細い「Linum BAX」ケーブルを搭載していることも特徴だが、非常に強度のある素材で耐久性も確保している。

 「ACS Evoke MA-EP9001」はBAドライバー4基で約12万円、「ACS Evolve MA-EP9003」がBAドライバー2基で約6.5万円、「ACS Encore MA-EP9005」はダイナミック型1基で約3.5万となっている。

「ACS Evoke MA-EP9001」はBAドライバー4基、予想実売価格約12万円

「ACS Evolve MA-EP9003」はBAドライバー2基、予想実売価格約6.5万円

「ACS Encore MA-EP9005」はダイナミック型1基で予想実売価格約3.5万円

英国ブランドRHAも新イヤフォンを披露

 ナイコムの扱うイギリスのRHAは、IFAで先行披露された新イヤフォンを「秋のヘッドホン祭 2016」で日本初披露。デュアルトランスデューサー構成のハイエンド「CL1 CERAMIC」、CLダイナミックトランスデューサーを搭載した「CL750」も展示していた。

RHAの「CL750」は予想実売価格1万5800円

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