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おいしい「コトモノ」レッツトライ! 第36回

LINEのクリエイターズスタンプが最低8個からと手軽になった 写真の使用もOK

超簡単LINEスタンプ自作 写真もオーケー 儲かるかも!

2016年10月19日 10時50分更新

文● ナベコ

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スタンプ販売額は120円~600円に設定可能 1000万円以上儲けるには…

●10万人に買ってもらったら2100万円の売上げ

 スタンプを作る目的はいろいろとあると思いますが、せっかく販売するならば儲けたいですよね。上にも書きましたが、分配額はスタンプ売り上げの全額に対して35%。かつては売上総額の50%が分配額になっていましたが、ただ今はApp StoreやGoogle Playへのロイヤリティーが30%、LINEが35%、クリエイターが35%の分配になっています。

 なお、スタンプ販売額は自分で選べて120円、240円、360円、480円、600円のいずれか。

 120円のスタンプの場合、1セットあたりの分配額は42円。松屋で生玉子も追加できないくらいですね。当然、スタンプ額を高く設定しておいたほうが、1セットあたりの分配額は高くなってきます。例えば600円に設定すれば1個あたりの分配額は210円。いっきにマクドナルドのハンバーガー2つ食べられる価格になりました。

120円→(分配額)42円
240円→(分配額)84円
360円→(分配額)126円
480円→(分配額)168円
600円→(分配額)210円

 仮に600円のスタンプを販売して、10セット買ってもらったら2100円の収入、100セット買ってもらったら2万1000円、1000セット買ってもらったら21万円、1万セット買ってもらったら210万円、10万セット買ってもらったら2100万円。

 やばい、数年間遊んで暮らせる!

●源泉所得税がガシガシかかってくる

 とはいえ注意したいのですが、LINEスタンプの分配額は振込み時に源泉所得税がかかってきます。

――――――――――――――――――――

LINEクリエイターズスタンプ源泉所得税率 個人の場合(日本に居住)
・支払金額が100万円以下の場合→支払金額×10.21%
・支払金額が100万円を超える場合→(支払金額-100万円×20.42%+102,100円

――――――――――――――――――――

源泉所得を引かれた額で振り込まれる。

 マイナンバーの制度にも対応しているので、年間5万円以上の分配額になる場合、マイナンバーの提出が義務付けられているそう。

マイナンバーも提出しなくてはいけない。

 おおぅ、税金。うっかりしがちですが、支払うのは義務ですからね……。

●1000円以下は引き落とせない 送金手数料も

 たくさんスタンプが売れた場合の話をしましたが、実際にはそんな爆発的に人気になるスタンプは少数でしょう。友人など数名に売れる位が現実的かも。売上げは良くて1000円単位とか。

 なお、分配金を「では引き落とそう」という時、振込み手続きには最低条件として売上分配額が1000円以上なくてはいけません。仮に1000円ちょうどで銀行送金手続きした場合、1000円-(1000×10.21%)の=897.9円。しかも、金融機関への送金を指定すると手数料が540円かかるので(LINE Payへの送金は無料)手元に入る額は357.9円。

 や、安い……。

 簡単に儲けようというのは夢のまた夢かもしれませんが、取らぬ狸の皮残余はするだけでも楽しい。宝くじは夢を買うものというじゃないですか。クリエイターズスタンプも宝くじを買うようなつもりでのぞむのがいいのかしれません。ちゃちゃっと作業すれば1時間程度で登録作業ができます!

ナベコの写真スタンプは販売可能でしょうか!?

■関連サイト

訂正とお詫び:一部誤りを訂正しました。(10月19日)


ナベコ

寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になっても愉快にやっていきたい。Facebookやってます!

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