Core m3-6Y30のベンチマーク
ベンチマークを見ていこう。「ドラゴンクエストXベンチマーク」「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を採用し、それぞれファンの有り無しで計測した。
いずれもそこそこ動く結果で、ウェブブラウズなどは、Core m3-6Y30搭載ノートPCと同じく快適である。ファンレスのほうがスコアは高いのだが、劇的な差ではないため、検討要素に入れる必要はないだろう。
というように、ファンレス状態のほうがスコアが高くなる傾向がベンチマークでよく出ている。上記のように大きな差ではないため、精神衛生を考えるとギュンギュン冷やしたほうがいいだろう。
今回のようにヒートシンクを取り付けた場合、12cmファンを低速回転させておくだけでも十分に温度は低下するため、騒音についてもクリアしやすい。
そのままでもいいが
自作PCファン的には冷やしたくなる
Core m版スティックPC「STK2M364CC」をチェックしてきたが、デフォルトとファンレスの状態は温度が高くなる。それも気になるレベルの温度になるため、常用を考える場合は、最低でもファンは必須だ。
それだけでかなり安心できるようになるので、購入を検討しているのであれば、USB電源駆動の12cmファンもセットで考えるといいだろう。さて、次回は、今回のデータを元に常用を前提にした油没冷却に挑戦しよう。
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