IoTから家電まで、さまざまな用途に使える汎用省電力プロセッサー
クアルコム、SnapDragon 600E/410Eを販売代理店より発売
2016年09月30日 16時40分更新
クアルコムは9月28日、Qualcomm Snapdragon 600E/410Eプロセッサーを初めて販売代理店から販売すると発表した。10月14日に発売する。
Snapdragon 600E/410E系列のプロセッサーはHD動画やWi-Fi/Bluetooth/WANなどの通信を扱える高機能省電力なプロセッサー。低価格スマホにも用いられるプロセッサー系列だが、販売代理店を通しての流通は今回は初めてという。セットトップボックスやテレビなどコンシューマーユースのIT機器、工場の監視システムやロボットといった産業用IoTデバイスへの組み込み用途を想定しており、幅広い利用を見込んでいる。
取り扱いはアロー・ユーイーシー・ジャパンとチップワンストップ。アロー・ユーイーシー・ジャパンでは顧客向けシステム開発や技術サポートにも対応、チップワンストップでは小口販売も行なう。