GoProは9月28日、新製品発表会を開催。すでに発表済みの製品ではあるが、最新の4Kアクションカムやドローンを日本でお披露目した。
10月3日発売予定の「HERO5 Black」(税抜希望小売価格 4万7000円)は、12Mの静止画撮影(RAW記録にも対応)が可能なアクションカメラ。ハウジングなしで水深10mまでの防水に対応し、電子式手ブレ補正も内蔵する。
同じく10月3日発売予定の「HERO5 Session」(税抜希望小売価格 3万6000円)は手のひらサイズのキューブ型アクションカメラ。
こちらは10Mの静止画撮影が可能で、10m防水対応や電子式手ブレ補正の内蔵などはHERO5 Blackと同等だ。
どちらも4K30pの撮影が可能。ボイスコマンドによる操作に対応しており、もちろん日本語での操作もできる。カメラ充電時に自動でデータをクラウドにアップロードする機能も搭載する。
この自動データアップロードに対応するのが「GoPro PLUS」という有料クラウドサービスで、日本では2017年1月からサービスを開始する予定。価格は未定となっている。
このほか、「Quik」というアプリを提供する。QuikはPC用途スマホ用のアプリがあり、双方でデータの共有が簡単に行なえるというもの。コンテンツの編集なども可能だ。
「Karma」はGoProのアクセサリーという位置づけのドローン。日本では2016年秋発売としているが、価格は未定だ。
ドローン先端にHERO5 Blackを装着でき、製品はドローン単体のほか、HERO5 Blackとのセットも用意される予定だ。
ドローンとHERO5 Blackは3軸のスタビライザーでつながり、揺れのないスムーズな映像を撮影できる。このスタビライザーは取り外しが可能で、ドローンに同梱されるスティックに装着することで、手持ち撮影時でもスタビライザーによる揺れの少ない映像を撮影できる。
なお、このスタビライザー(&スティック)は単体での発売を予定しているほか、ドローンにHERO5 Sessionを装着するためのアダプターも用意するとのことだ。