ニコンはアクションカム「KeyMission」シリーズ3兄弟を発表
ニコンはすでに開発発表していた360度の全天周カメラ「KeyMission 360」を正式に発表。さらに「KeyMissionシリーズ」として、広角レンズを搭載したアクションカム「KeyMission 170」と「KeyMission 80」も合わせて発表した。3モデルとも発売日は10月28日を予定している。
KeyMission360は、4K解像度の24Pで撮影可能可能な全天周カメラ。スマホとの連携機能もあるが、スティッチングはKeyMission360本体で行なうとのこと。
ブースで実機をチェックした際はバッテリーが入っておらず、実際の動作は確認できなかったが、水深30メートルの防水機能や2メートルの落下耐久といったタフネスさで、屋外のハードな環境でも360度写真&映像が撮りたいユーザーにはピッタリ。予想実売価格は6万6000円前後。
KeyMission 170は4K 30pでの撮影に対応したアクションカム。製品名のとおり画角は170度のワイドタイプ。防水機能は単体で水深10メートルで、耐衝撃はKeyMission 360と同じ2メートルとなっている。背面には1.5インチのディスプレーを搭載し、単体で各種設定が可能だ。予想実売価格は5万1000円前後。
KeyMission 80はカバンなどのベルトに装着できるホルダーを装備し、ウェアラブルカメラとしても活用できるアクションカム。動画撮影も可能だが、写真撮影がメインの作りになっており、体に装着して移動中にインターバルで撮影するといった使い方を想定しているそうだ。
画角は80度で、35mm換算の場合25mm相当。防水機能はIPX7であり、水中での動作は対象外だが、雨などの水滴くらいなら問題なし。
手にすっぽりと収まるサイズなので、スマホよりも手軽に持ち運んで撮影できるのがポイントだ。予想実売価格は3万5000円前後。
コダックが前後で画角の異なるレンズの全天周カメラ
「4KVR360 CAMERA」を展示
コダックはフォトキナ期間中にプレスカンファレンスを開催し、360度全天周カメラの新モデル「4KVR360 CAMERA」を発表した。ただし、ブースではモックでの展示となっていた。
4KVR360 CAMERAはこれまでのモデルと違い、レンズとセンサーを前後に2つ搭載し、スティッチングで全天周写真および動画を作成。最大4Kでの撮影に対応している。
レンズは前面が155度、背面が235度と異なった画角なのがポイント。前面だけで広角撮影といった使い方も想定しているそうだ。発売時期は価格は未定となっています。
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