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国内加工の木製ハウジングと異種金属による設計

JVCが「木の響き」にこだわったハイエンドイヤフォン「WOOD 01」

2016年09月15日 18時00分更新

文● 貝塚/ASCII

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WOOD 01 inner

 JVCケンウッドは9月15日、ハイレゾ音源の再生に対応したインナーイヤーヘッドフォン「WOOD 01 inner(HA-FW01)」「WOOD 02 inner(HA-FW02)」「WOOD 03 inner(HA-FW03)」を発表した。

 同社のイヤフォンのラインアップ「CLASS-S」シリーズの第3弾にあたり、「音楽好き」で「本物志向」のユーザーに向けた製品として開発。WOOD 01 innerがプレミアムモデル、WOOD 02 innerがスタンダードモデル、WOOD 03 innerがベーシックモデルに位置付けられる。いずれもウッドドーム振動板とハイエナジー磁気回路を採用し、「木」の響きと自然な音の広がりを実現した。また、本モデルより全機種とも国内生産としている。

WOOD 02 inner(左)/WOOD 03 inner(右) 

 ドライバーはいずれもダイナミック型でドライバー径はWOOD 01が11mm径、WOOD 02およびWOOD 03が10mm径。シリーズの特徴として、ステンレス、真鍮、アルミなど異種金属を組み合わせることで不要な振動をコントロールし、クリアな音を実現している。

 WOOD 01にはL/R独立グラウンドケーブルを採用するほか、WOOD 01/02にはMMCX端子を使用した着脱式ケーブルを採用。別売のバランス接続ケーブル(CN-HM01MB、実売価格2万4000円弱)を接続することで、バランス出力に対応したヘッドフォンアンプからの出力にも対応する。

 価格はオープンプライスで、実売価格はWOOD 01が5万4000円前後、WOOD 02が3万8000円前後、WOOD 03が2万6000円前後。10月中旬発売。

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