オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは9月6日、ハイレゾ音源の再生に対応し、音質を最重視した設計により高音質再生を実現するパイオニアブランドのブルーレイディスクプレーヤー「BDP-X300」を発表した。発売予定時期は10月上旬。価格はオープン。
BDP-X300は、さまざまなメディアやファイルの再生対応に加え、音声専用DAC基板を搭載しており、映像信号とは別に音声信号を処理することで、高品位な信号伝送を実現し、音声専用DACや電源基板からのノイズや定在波を抑えるシールドケース採用により、高音質再生を実現したという。また、リアインシュレータ―部に定在波制御インシュレーターを装備することで、共振や外部からの振動を抑制し、ハイレゾ音源再生の音質を向上させている。
新開発の「HQ SOUND」機能により、HDMI接続で信号を伝送する際に映像信号をミュートし、接続されたAVアンプ内でビデオ信号がオーディオ信号に影響するのを抑えることができるため、CDやBDの音声のみの再生時に高品位なオーディオ再生を実現するという。また、4K/24pアップスケーリングに対応しており、4K/24p対応のテレビに接続することでブルーレイディスクタイトルを4K解像度で楽しむことができる。「Wi-Fi Direct」と「Miracast」にも対応しており、本機と接続したテレビにMiracast対応デバイスのコンテンツをミラーリングすることが可能。さらに、リモコンのボタンで10秒前や30秒後にスキップできる「10 秒戻し」「30 秒送り」機能に対応しており、映像コンテンツをさまざまな再生方法で楽しめるという。
主なスペックは、消費電力が19W、インターフェースはHDMI端子×1、アナログ2ch音声出力端子×1、同軸デジタル音声出力端子×1、光デジタル音声出力端子×1、LAN端子×1、USB端子×2。サイズはおよそ幅435×奥行き250×高さ63mm、重量は2.3kg。