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VR専用!? HMDになったAndroidデバイスのサンプルが入荷

2016年08月05日 10時00分更新

文● 鈴鹿 廻

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 VRコンテンツとの相性もよさそうな、ヘッドマウントディスプレータイプのAndroidデバイス「CX-V5」が登場。サンプル品が東映無線ラジオデパート店に入荷している。

なんとこれがAndroidデバイス。1080pのディスプレーを内蔵したHMDタイプで、ホーム画面もVR仕様。VRコンテンツの視聴を前提に作られているのかもしれない

 スマートフォンをフロントにセットするVRゴーグルかと思いきや、その正体は1080pのディスプレーを内蔵したHMDタイプのAndroidデバイス。いざ覗きこむと、複数のアイコンが映しだされた巨大なスクリーンが設置されている、リビングのようなVR空間(ホーム画面)が広がっている。OSはAndroid 5.1ベースのNibiru OSがインストールされており、視線でスクリーン上のアイコンを選択し、操作するという仕組みだ。

 スタンドアローンで動作するデバイスであり、左右には方向ボタンや電源ボタン、戻るボタンなどの物理的インターフェイスを装備。コンテンツ次第ではあるものの、かなり複雑な入力に対応可能と思われる。

左右に操作ボタンを備え、装着中でもある程度の操作が可能になっている

 端末のスペックは、プロセッサーがRockchip RK3288、GPU Mali-T764、メモリー2GB、ストレージは最大32GBを実装。ネットワークはBluetooth 4.0と無線LANをサポート、インターフェースはUSB、microUSB(充電用)、microSDスロット、イヤホンジャックを備える。

下部にはインターフェースを装備。また、レンズの焦点位置や左右位置の調整にも対応している

 なお現時点ではサンプル品が入荷しているのみだが、ショップによれば現在取り扱いを検討中とのこと。もし発売されれば2万5000円前後になるようだ。スタッフに声をかければ、静態での状態をチェックすることもできるぞ。

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