エンタープライズ製品からスマホ、タブレットまで幅広く小型大容量化へ
東芝/ウェスタンデジタル、世界初の64層積層プロセス3次元フラッシュメモリー「BiCS FLASH」
2016年07月27日 18時17分更新
東芝とウェスタンデジタルは7月27日、世界初の64層積層の3次元フラッシュメモリー「BiCS FLASH」を開発。サンプル出荷を開始したと発表した。
現在の48層積層プロセスを用いたBiCS FLASHから、回路技術やプロセス最適化を進めてサイズを小型化、単位面積あたりのメモリー容量を約1.4倍に大容量化した。32GBの3ビット/セルで、データセンター向けやエンタープライズSSD、パソコン向けSSDやスマホやタブレットの組み込みなど幅広く展開する。
四日市工場で製造し、量産出荷は2017年前半を予定している。また、64層積層プロセスを持った64GB製品の計画も進めているという。