家でメインPCとして使う
さて、冗談はさておき、まじめにドッキングステーションを活用しよう。ドッキングステーションは外出先から帰ってきて本体を手軽にセットし、フル活用するためのアイテム。そのため、外出先では使わないデバイスを装着するのが正解。今回は、インターフェースをフル活用して、有線LANと外付けHDD、USB接続のキーボードとマウスを装着。普通のPCとして使ってみた。
キーボードとマウスはフルサイズ品なので、もちろん使い勝手は上々。インターネット接続速度は、無線LAN(IEEE802.11n)の場合は33Mbps前後だったが、有線LANだと85Mbpsに向上。通信も安定していて、普段使いには便利だ。
「CrystalDiskMark」でストレージ速度を計測したところ、連続読み込みが約146MB/秒、連続書き込みが約52MB/秒とそこそこ高速だった。外付けHDDをつないで計測すると、連続読み込みが38MB/秒、連続書き込みが36MB/秒。HDDはUSB 3.0接続製品だが、スティックPCとドックのUSB端子がUSB 2.0対応なので仕方がないところか。
もちろん、まともなデスクトップPCやノートPCと比べると、CPUの処理能力が段違いなので、操作はもっさりしている。アクションゲームのプレイは難しいし、Windowsのアップグレードも時間がかかる。とは言え動画再生程度であれば快適に利用でき、ネットやメールなどの普通の作業は楽々こなせる。メインPCとしても使える人は多いのではないだろうか。USB端子も3つあるし、有線LANもあるのでネットも安定している。
外出時はドッキングステーションから本体をさっと外して、無線キーボード/マウスと共に持ち出すだけでいい。帰宅したらドッキングステーションに戻すだけで、使いやすいサイズのキーボードとマウス、そして大容量の外付けHDDが利用できるのだ。
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「DG-STKLC」は、自宅でスティックPCをメインに使いたいニーズにぴったり。価格は3980円とお手頃なのもうれしいところ。Diginnos DG-STKシリーズのユーザーならぜひ持っておきたいアイテムだ。