このページの本文へ

自社のセキュリティ課題やインシデント対応の問題点を洗い出せる

インシデント訓練をボードゲームで!トレンドマイクロが無償提供

2016年07月20日 07時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 7月19日、トレンドマイクロはボードゲームでインシデント訓練を行なえる「インシデント対応ボードゲーム」の無償提供を開始した。インシデント対応の模擬体験を通して、自社の抱えるセキュリティ上の課題、インシデント対応における課題を洗い出すことが可能になるという。

インシデント対応ボードゲーム

 インシデント対応ボードゲームは、1ラウンド40分(全2ラウンド)の時間内で、1チーム4~6名でプレイ。架空の組織を舞台に、ゲーム内で発生するセキュリティインシデントに対して、各プレイヤーはそれぞれの立場・視点で議論しながら、インシデント対応の方針を決定していく。

 ゲームを通じて、実際のセキュリティ事故が起きた場合の訓練として活用できるだけでなく、自社のセキュティ課題等に気づくことができる。また、企業はインシデント対応をあらかじめ模擬体験し、見えてくる自社の課題を解決しておくことで、有事の際のインシデント対応力を強化することが可能になるという。企業においてインシデント対応に関与するメンバーを対象としているが、インシデント対応の経験がない人でも、付属のルールブックを参考にプレイすることができるという。

 インシデント対応ボードゲームは、ダウンロード可能なデジタルコピーを印刷して企業内で独自に実施できる。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード