デルのメインストリーム向けブランド『Inspiron』シリーズから6月10日にリリースされた13インチ2 in 1モバイルノートPC『New Inspiron 13 5000シリーズ 2-in-1』。比較的安価で、バランスの良いサイズ感から人気を集めているモデルだ。
編集部に『New Inspiron 13 5000シリーズ 2-in-1 プラチナ・フルHDタッチパネル』が届いたので、今回はベンチマークソフトを使用して性能をチェックしていく。
New Inspiron 13 5000シリーズ 2-in-1 プラチナ・フルHDタッチパネルの主なスペック | |
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CPU | Core i7-6500U(2.5GHz、最大3.1GHz) |
OS | Windows 10 Home |
メモリー | 8GB(DDR4-2133) |
ディスプレイ | 13.3インチ フルHD(1920×1080ドット) |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 520 |
ストレージ | 256GB SSD |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、SDカードスロット |
本体寸法 | およそ幅324×奥行き224.8×高さ20.4mm |
重量 | 1.6kg |
販売価格 | 12万4980円(送料込) |
ノートPCとしても満足できる高い性能を発揮!
New Inspiron 13 5000シリーズ 2-in-1 プラチナ・フルHDタッチパネルは、CPUに最新のインテル 第6世代Core(コードネーム:Skylake)を採用。Core i7-6500U(2.5GHz、最大3.1GHz)は、ノートPC向けCore プロセッサーの上位モデルで、モバイル志向の省電力タイプとなる。
メモリーは8GBを搭載し、最新のDDR4メモリーで容量的にも余裕があるのが嬉しい。ストレージは256GBのSSD。接続はSATAだが、順次読み込み毎秒500MB程度の速度は出るため、普段使いには十分なスペックと言えるだろう。
CPUの計算性能を計測するベンチマークソフト『CINEBENCH R15』を試すと、CPUスコアが296cb、シングルコアのスコアが125cbという結果に。300cbに迫っており、ノート向けのCPUとしては比較的良好なスコアが出た。
PCの総合性能を計測する『PCMark 8』(Home accelerated)のスコアーは3217。CPUにCore i7-6500Uを搭載したモバイルノートPCは多いが、3000超えのスコアーをマークできる機種はそれほど多くない。比較的採用されやすいLPDDR3メモリーではなく、よりデータ転送が高速なDDR4メモリーを搭載したことが、スコアーの伸びにつながったようだ。
グラフィックス性能の計測に特化したベンチマークソフト『3DMark」では、ゲーミングノートPC・ミドルレンジPC向けの『SKY DIVER』で結果を見た。スコアーは3609で、3Dゲームのプレイにはそれほど良い結果とは言えないものの、モバイルノートPCとしては悪くない結果だ。
ストレージ速度を計測する『CrystalDiskMark』の結果を見ると、Q32T1の順次読み込みが毎秒538MBと、一般的なSATA接続のSSDの速度である毎秒500MB前後をしっかり達成できていることが分かる。書き込み速度は毎秒258MB前後とやや低くなっているが、これはフラッシュメモリーの性質上、読み込みに比べて書き込み性能が低いことに加え、容量が少ないほど並列アクセスできるチップが減り、結果的に書き込みが遅くなりがちなSSDの性質によるところが大きい。それでもHDDよりは2倍ほど高速なので、しっかり恩恵はあると言えるだろう。
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