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前から後ろに! ルノーの新型トゥインゴがRRで日本発売!

2016年07月14日 14時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII

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 フランスに拠点を置くルノー。日本の日産と強い結びつきをもつ自動車メーカーだ。そのルノーのラインナップの中で一番小さいクルマがトゥインゴ。欧州のカテゴリーでもっとも小型のAセグメントに属するクルマである。

 1992年からルノーのラインナップに加わったトゥインゴだが、2013年まで発売された2代目までは駆動方式が前輪駆動だった。しかし、メルセデス・ベンツと提携したことにより、スマートのフォーツー/フォーフォーとメカニズムなどを共有し、なんとこれまでと真逆のRR(リアエンジン・リアドライブ)になって、2014年に海外でデビュー。2015年の東京モーターショーでは多くの注目を浴びたことが記憶に新しい。ちなみに、RRはポルシェの911と同じ駆動方式だ。

発表会はまずファッションショースタイルで始まった

 長らく日本への導入が待たれていたトゥインゴだが、ついに13日、ファッションショーのような発表会を都内で行ない、日本でも発売されることが決定した。

冒頭のプレゼンテーションを行なったルノー・ジャポン 代表取締役社長 大極 司氏

車両説明を行なった同社 マーケティング部マネージャー フレデリック・ブレン氏

 サイズは全長3620×全幅1650×全高1545mm、車重は1010kg(キャンバストップは1030kg)と、軽自動車のように小さく、そして軽い。

 見た目や駆動方式がRRになったことだけでなく、2代目と違う部分は多岐にわたる。例えばボディーは5ドアのみの設定になった。エンジンは1.2リッターと1.6リッターが用意された先代と比べて、大幅にダウンサイジング。新型には900ccの直列3気筒ターボエンジンが搭載され、最高出力90ps/5500rpm、最大トルク135Nm/2500rpmを発生させる。さらに限定車の「5S(サンクS)」はMTのみの設定で、エンジンは直列3気筒のNA、排気量は1リッター、最高出力71ps/6000rpm、最大トルク91Nm/2850rpmというスペックだ。

 複雑で入り組んだ路地が多いパリでキビキビと走れるように、最小回転半径は4.3mとトップクラスの小回りの良さを誇る

 なお、ラインナップと価格(すべて税込)は以下のとおり。すべて9月15日から発売される。 

  • トゥインゴ インテンス 189万円
  • トゥインゴ キャンバストップ 199万円
  • トゥインゴ パックスポール 199万円(50台限定)
  • トゥインゴ 5S(サンクS) 169万円(50台限定)

ルノー 新型トゥインゴ


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