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T教授の「戦略的衝動買い」 第385回

「後からピント」の先進カメラがスゴイ! 「HUAWEI P9」を衝動買い

2016年06月29日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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スマホとしてGalaxy S7 edgeのほうが上だが
カメラ機能はP9が面白い!

LEICAのコンデジ「LEICA Q」で撮影してみた。ねっとりした黒の色気が特徴だ

LEICAのコンデジ「LEICA Q」で撮影してみた。ねっとりした黒の色気が特徴だ

P9のワイドアパーチャ効果で表示してみた。LEICAのコンデジに比べるとあっさり感が特徴ですっきりしている。好みは人それぞれなので……(^_^;)

P9のワイドアパーチャ効果で表示してみた。LEICAのコンデジに比べるとあっさり感が特徴ですっきりしている。好みは人それぞれなので……(^_^;)

 最後に興味本位、遊び半分で「LEICA Q」とHUAWEI P9で同じような写真を撮ってみた。パッと見は、どちらがLEICAのコンデジで、どちらがスマホのP9なのか分からないかも知れないが、同じLEICAが開発協力したP9は相当な強者だ。

 カメラマニアの中には「ワイドアパーチャ効果」などは邪道だ! という考えもありそうだが、“ナマの音が命”というオーディオもオーディオ、グラフィックイコライザーで楽しんで自由に創るオーディオも同じオーディオ、筆者は趣味の世界は広く寛容であるべきだというのが信条だ。

 現在、筆者はGalaxy S7 edgeとP9の両刀使いだが、カメラ機能、特にワイドアパーチャ効果は、Galaxy S7 edgeの「選択フォーカス」モードを大きく引き離している。

 一方、スローモーション機能は、まったくその逆で、画像のきれいさ、滑らかさなど、圧倒的にGalaxy S7 edgeがP9を引き離している。

 カメラではなくスマホとして評価した場合も、Galaxy S7 edgeがP9より明確に上位クラスの製品であるとわかることが多い。

 しかし、それらをすべて理解した上でも、「ワイドアパーチャ効果」は捨てがたい魅力のある機能であることは確かだ。「SUMMARIT H1:2.2/27 ASPH」というスペックロゴだけではなく、近いうちに、LEICAの赤バッチを冠したスマホがどこかから登場することも期待したい。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:HUAWEI P9

価格:ヨドバシ・ドット・コムにて6万4470円で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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