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Thibierge Paris 「Le Carnet」

メモがデジタル化できる手帳 紙にこだわり書き心地なめらか

2016年06月22日 11時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 フランスThibierge Parisの「Le Carnet」は、ルイ・ヴィトンに在籍していた紙作家エメリック・ティビエルジュが手がけるスマート手帳。全ページにQRコードがあり、専用アプリで撮影するとスキャン・自動分類が可能。Facebook、Instagramなどのサービスにスキャンしたページの自動投稿もできる。

 機能的でありながら紙の質感を大事にしたつくり。11月9日に伊勢丹新宿店で発売する。サイズは大小2種類、価格は2万2000円(小)、3万5000円(大)。

アイコンにチェックを入れてアプリからスキャンすると自動投稿可能

 カバーは光沢あるラッカー加工。リフィルの綴じ方はマグネット方式。リングのような止め具がないため、ブレスレットや腕時計のチェーンなどが引っかからない。

 リフィルはカレンダー2種類、ノート式4種類の全6種類がある。1平方メートル約48g、世界最軽量という麻の特製用紙を開発。ページ数は100ページ、厚さ3.3mm。そよ風でめくれるほど薄いが、開きがよく、書き心地もいい。

 アプリでページ下部にあるQRコードをふくめた写真を撮ると、ページをスキャン、アプリ内で分類できる。QRコードの隣にあるメール、Facebook、Instagramのロゴマークにチェックを入れて写真を撮ると、各サービスへの自動投稿が可能。EvernoteやGmailは含まれていないが、アプリで追加の設定もできるようだ。OCR(自動文字認識)機能はない。対応OSはiOS 9以降。Android OS版も開発中。

 リフィルがなくなったらアプリから注文できるそうだ。

カバーは高級感あるラッカー加工

超薄紙で開きがいい

リフィルの綴じ方はマグネット式

 ティビエルジュは竹尾のトレーシングペーパー「クロマティコ」で知られる紙作家。1987年、布をつくるテキスタイルアーティストのように紙をつくるアーティストになりたいとペーパークリエイターの道を志した。手帳に機能性を持たせたいと思ったのは1998年に買った「PalmPilot」がきっかけとか。小さな革製の手帳を気に入って使っていたこともあったが、経年変化でメモやクロッキーが消えてしまうことにあきれ、機能と質感の両立を考えた。

 伝統的な高級手帳に機能をもたせるアプローチがフランスらしい。ウェアラブルデバイスの「Withings Activite」もデザインは伝統的な腕時計。フランスは伝統が革新されるのではなく、伝統が革新を包みこむのだ。

超極薄用紙原料の麻

書き心地、触り心地がいい


Thibierge Paris「Le Carnet」

価格
 Le Carnet Thibierge 08・16(小):2万2000円
 Le Carnet Thibierge 12・19(大):3万5000円
 11月9日発売予定(伊勢丹新宿本店)

サイズ、重量
 大:138×195×14,1mm 、重さ約300g
 小:95×168×13,6cm、重さ約180g

表紙素材:複合材料
加工方法:光沢を出したラッカー仕上げ
綴じ方:マグネット式

リフィルの種類
 6.5mm罫、7mm罫、無地、ドット、方眼、6.5mm罫+無地
※スケジュール帳
 2017年上半期―見開き1週間メモつき(横)
 2017年上半期―見開き1週間(縦)

リフィルページ数、厚み
 100ページ(表紙を除いた中のページ数96ページ)厚さ3.3mm

アプリ機能
 ノートのスキャン、分類、登録サービスへの自動アップロード
対応OS
 iOS 9、Android OS(開発中)


■関連サイト



盛田 諒(Ryo Morita)

1983年生まれ、記者自由型。戦う人が好き。一緒にいいことしましょう。Facebookでおたより募集中

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