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新世代ギフトサービスを提供へ、シャディが11年ぶりの直営店舗

2016年05月31日 02時09分更新

記事提供:通販通信

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image (株)ニッセンホールディングスの子会社でカタログギフトを展開するシャディ(株)は31日、新世代ギフトサービスを提供する11年ぶりの直営店「シャディギフト さいたま盆栽町」(埼玉県さいたま市)をオープンした。

 同店は、儀礼ギフトの慣習や情報の少ない若い世代に向け、店舗とECを連動させて「贈りものの大切さや手軽さ、贈る喜び」の体験を提供する新コンセプトのギフト&プレゼント店舗となっている。外観は贈答品店のイメージから脱却したスタイリッシュなデザインにした。店舗では、ECサイトで検索した商品を実店舗で確認し、ギフトの専門知識を持ったスタッフに相談して購入できるほか、タブレット端末による販売、季節ごとの地域の名産品などを紹介するなど、若手層の新規顧客獲得に向けたサービスを展開する。

 近年は少子高齢化や核家族化、地域・親戚との関係が希薄化していることなどから、儀礼的なギフトは減少しているが、親・子供・友人などの身近な存在への感謝や好意の表現としてギフトが活用されるなど、カジュアルなギフト需要が増加している。また、シャディでは、メイン顧客の高齢化が進んでいるほか、若年層によるギフト店利用の減少などもあり、返礼ギフトを中心とした既存ビジネスを強化しつつ、カジュアルギフトの需要に対応する仕組みや商品を強化している。こうした状況から、若年層に向け、店舗とECを連動したサービスの提供に至った。

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