5月19日、Withingsのスマートウォッチ「Activité」シリーズの新モデル「Activité Steel」が、日本で発売しました。欧米ではすでに2015年11月に発売されていたので、気になっていた人も多いのではないでしょうか? いち早く入手したので、従来モデルとの違いや使用感を紹介します!
既存モデルのいいとこ取りデザインは、日常使いにバッチリ
「Activité」シリーズは、腕時計のケースが316Lステンレススチール製で鏡面仕上げでピカピカしたハイエンドモデル「Activité」と、カジュアルなデザインの「Activité Pop」がすでに発売されていて、Activité Steelはこの2つのちょうど中間の位置づけです。
Activité Steelの時計ケースはActivitéと同じく、ピカピカの鏡面仕上げ。ストラップは、Activitéが革製に対してActivité Steelは、シリコン製。Activité Popもシリコン製のストラップだけれども、シリコン素材の配合がちょっと違ってActivité Steelのほうが弾性があってソフトな質感です。
Activité Popの時計ケースは、金属面にPVDコーティングを施し、シボがある梨地仕上げ。かたやActivité Steelは鏡面仕上げを採用しているので、陽の光や照明に当たると「キラッ」と光って、シンプルで端正なデザインなのに華やかな表情に変えます。この金属の「キラッ」とした光がActivité Steelのオススメポイント。時計ケースの表情が豊かになって、光効果でアクセサリーのように感じるのです。
ぜひ、虫眼鏡で見て欲しい時刻表示バー
Activitéシリーズのアナログ針で時刻や活動量を表示します。立体的な針は、フラットな液晶画面に比べて、俄然、視認性がよくて頭に入りやすいのです。
そして、Activitéシリーズのポイントがグイグイ上がってしまうところが、文字盤の時刻を示す「バーインデックス」にあります。
マクロレンズでグーッと寄ってみるとわかるのですが、バーインデックス部分が、プクッと盛り上がった印刷になっています。インクを立体にすることで、通常の平らな印刷に比べて時刻を認識しやすくなるのです。
こんな微細な作りの配慮が、ニクイですね。と、いうわけで、いまわたしの左手首はActivité Steelが独占しています。