ワールドワイドなビジネスクラウドとも連携可能となりグローバル展開も進める
ScanSnap Cloudがe-文書法に対応、領収書などをスキャン保存
2016年04月19日 17時08分更新
PFUは4月19日、同社のサービス「ScanSnap Cloud」にe-文書法(電子帳簿保存法)に定められた画質条件を満たすスキャン機能を搭載したと発表した。
ScanSnap Cloudは同社のパーソナルドキュメントスキャナーと直接連携するクラウドサービス。e-文書法(電子帳簿保存法、正式名称:電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律) は書面での原本保存が義務付けられていた税務関連書類について、スキャナで電子化したデータ保存を認めるもの。
今回の対応によってe-文書法に対応する4社の金融・技術系クラウドサービスとScanSnap Cloudとの連携も可能となり、領収書や請求書などの書類をスキャンして保存・紙の原本廃棄できることから、経理業務を大幅に効率化できる。
また、これまで連携していたクラウドサービスに加えて、ビジネス系クラウドサービス「Box」、「Evernote Business」、「OneDrive for Business」との連携を開始。ワールドワイドでのビジネス連携が可能となるほか、ScanSnap Cloud自体もグローバル展開を予定しており、5月末頃に北米で開始するという。