キヤノンは4月19日、「パワープロジェクター」シリーズの新機種2モデルを発表した。4月25日から販売を開始する。
6000lmの高輝度映像投写「WUX6010」
6000lmの高輝度投写が可能な、WUXGA(1920×1200ドット)対応プロジェクター。画素間の間隔を狭めたLCOSパネルを3枚採用し、なめらかで格子感のない高精細映像を投写できるという。画面サイズは40~600型。
非圧縮の映像や音声などを1本のLANケーブルで伝送できる「HDBase-T」の受信機を搭載。HDBase-Tは最長100mの長距離伝送が可能なため、大会議室への設置・配線が容易であるとしている。リモコンで映像サイズ・ピント・位置を調節できるのも特徴だ。
価格はオープンプライスで、予想実売価格は80万2440円。投写レンズは別売となり、標準レンズの価格は3万3480円となる見込み。標準レンズのほか、短焦点レンズや望遠レンズなど4本をラインアップする。
ワイヤレス投写可能な短焦点モデル「WUX450ST」
4500lmの高輝度投写が可能な、WUXGA(1920×1200ドット)対応短焦点プロジェクター。約1.2mの距離から約100型の映像を投写できるほか、投写画面の位置を上方に約75%、左右に約10%シフトする機構も備えている。
HDBaseTを搭載するほか、PCからワイヤレスで投写することも可能。ワイヤレスでの接続方法は、Wi-Fiや有線LANのアクセスポイントを経由して接続する「インフラ接続」と、PCとプロジェクターをWi-Fiで直接接続する「無線ダイレクト接続」の2種類が利用できる。
価格はオープンプライスで、実売価格は77万7600円となる見込み。