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Dirac「SilverStone Expo 2016 Spring」

光る新PCケース「PM01」などを披露したSilverStoneの発表会

2016年04月09日 22時55分更新

文● 北村/ASCII.jp

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 SilverStoneの国内代理店のディラックが、SilverStone新製品の発表や展示、解説を行なう恒例のイベント「SilverStone Expo 2016 Spring」をアキバナビスペースで開催した。

SilverStoneの新製品を発表するイベント「SilverStone Expo 2016 Spring」がアキバナビスペースで開催

 SilverStoneのマーケティング部Tony Ou氏がこのイベントのために来日し、製品の詳細について解説した。ここでは、会場で見かけた注目の新製品を紹介しよう。

SilverStoneのマーケティング部Tony Ou氏

5インチベイなどのオープンベイを排除した
ゲーミング向けATXケース「PM01」

 高いデザイン性と機能性を追究した新しいPrimeraシリーズのPCケース第1弾が「PM01」だ。スーパーカーのインテイクグリルからヒントを得たという大型メッシュパネル設計のフロントフェイスが特徴的。

タワー型ATXケース「PM01」。赤色LEDを内蔵したブラックと、青色LEDを内蔵したホワイトの2色を展開

 240/280/360mmラジエーターの取り付けに対応し、ベイ数は3.5インチシャドウ×4、2.5インチシャドウ×5という構成だ。9日発売で、価格はブラックが1万6500円(税抜)、ホワイトが1万7500円(税抜)。

電源部分が独立した部屋になっているチャンバー構造を採用する。ファンはフロントに140mm×3、リアに140mm×1を標準装備

裏配線しやすいレイアウトで、最大10基のファンを取付可能な、3ピンのファンハブも中央に搭載している

天板部分には120mm×3、もしくは140mm×2のファンを増設できる

フロントカバーを外した状態。140mmファン×3が縦に並ぶ。フィルターも装備している

赤いラインが特徴的な
ATXケース「RL05」

 迫力感あふれるスタイルと機能を備えつつもリーズナブルな価格を実現したRedLineシリーズ。その新製品が5月発売予定の「RL05」だ。

 ベイ数は5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×2。フロントに140mm赤色LEDファンを2基標準装備。さらにトップに140mmファン×2、リアに120mmファン×1が増設可能だ。電源部分が独立した部屋になっているチャンバー構造を採用する。

5月発売予定のATX、ケース「RL05」。RedLineシリーズというだけあって、赤いラインが特徴的だ

電源部分が独立した部屋になっているチャンバー構造を採用。ビデオカードは最大375mmまで対応。現行のVGAならすべてサポートする

フロントパネルが黒い「RL05B」もラインナップする予定だという

AV機器との親和性バッチリ
HTPCケース「ML09」

 鏡面加工を施したフロントパネルが高級感を演出しているMini-ITX専用のHTPCケースが「ML09」だ。2基の拡張カードスロットの実装により、2スロット厚のロープロファイル対応ビデオカードが搭載できる。また、ビデオカードとキャプチャーカードを同時に搭載することで、マルチメディア向けのPCケースしても利用可能だ。本日9日発売で、価格は1万円(税抜)。

Mini-TIXとSFX電源をサポートするHTPCケース「ML09」

ストレージケース「CS280」

2.5インチベイ×9(うち1つはシャドウベイ)を搭載したストレージ用ケース「CS280」。6月発売予定で価格は未定

RAVEN Zの改良モデル
「RVZ01-E」

人気ケース「RVZ01」の改良モデルが「RVZ01-E」だ。最大の変更点は、電源がSFXからATX対応になったことだ。それに伴いスリム光学ドライブベイと3.5インチベイが廃止された。それ以外の仕様はほぼ変わらない。5月中旬発売予定で予価は1万5000円前後

SFX電源の新製品

昨日実発売された出力550WのSFX電源「SST-SX550」が展示されていた。価格はパソコンショップ アークで1万9094円

こちらはフルモジュラータイプのSFXから電源。500Wと650Wの2種類をラインナップ。発売は第3四半期になるとのこと

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