ソニーは4月8日、フルサイズ対応で3万円台の単焦点レンズや初の300mm望遠レンズなど、ミラーレス一眼「α」用のEマウントレンズ2本を発表した。どちらも4月28日発売予定だ。
50mm単焦点レンズの「FE 50mm F1.8」(SEL50F18F)は、フルサイズ対応ながら税抜希望小売価格3万8000円というコストパフォーマンスに優れたレンズ。
約186gという軽量ボディーも特徴で、フルサイズ一眼としては小型の「α7」シリーズにベストマッチする。レンズは5群6枚で非球面レンズを1枚採用。7枚羽根の円形絞りにより美しいボケ感を表現できる。最短撮影距離は45cmとなる。
「FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS」(SEL70300G、税抜希望小売価格は17万円)は、Eマウントで初となる300mm望遠が可能なズームレンズ。こちらもフルサイズ対応で、APS-C機装着時は35mm判換算で105-450mm相当となる。
13群16枚のGレンズを採用し、非球面レンズ4枚とED(特殊低分散)ガラス2枚を搭載。内面反射によるフレアやゴーストを抑えるナノARコーテングが施されている。
最短撮影距離は90cmで、光学手ブレ補正機構も搭載。静かなリニアモーターを採用し、動画撮影時にも利用できる。本体は防塵防滴仕様となっている。