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過去最大規模のカオス

超歌舞伎「千本桜」獅童×ミク! ニコニコ超会議2016新企画まとめ

2016年03月25日 19時08分更新

文● 鈴木誠史/ASCII

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発表会には中村 獅童さんが登場。会場は大盛り上がり

 4月29日~30日に渡ってドワンゴが開催する巨大イベント「ニコニコ超会議2016」の新企画発表会が、3月25日に行なわれた。

超会議2016は過去最大規模、目玉は「超歌舞伎」

 幕張メッセ全ホールに加えて、隣接する野球場「QVCマリンフィールド」も会場とし過去最大規模での開催となる今年のニコニコ超会議。2月にはプロ野球とコラボした「超野球」やNHK大河ドラマとコラボした「超・真田丸」ブースなどの発表もあったが、今回新たに発表したのは、それらを上回る目玉企画だ。その名も「超歌舞伎」。

「超歌舞伎」メインビジュアルを公開した

 出演者は歌舞伎役者の中村 獅童さんと、ボーカロイド「初音ミク」。上演演目は、歌舞伎の代表的な演目という「義経千本桜」と、ボーカロイド楽曲「千本桜」を組み合わせた「今昔饗宴(はなくらべ)千本桜」だ。観覧は無料で、幕張メッセ イベントホールにて2日間計5回上演する。公演はすべてニコニコ生放送で中継を実施する。

 企画発表会に登場した中村さんは「ミクさんは大変に芸達者。私も負けないようにしたい」と意気込みを語っていた。また本公演がニコニコ生放送で中継されることについて、「歌舞伎にはかけ声があります。ぜひ屋号の『萬屋(よろずや)』と書き込んでください」とコメントした。

 バーチャルな初音ミクをリアルに見せる演出を手がけるのは、NTTが開発中の高臨場感音響技術「Kirari!」だ。開発の成果を、伝統ある歌舞伎とのミックスという形で見せてくれる。

歌舞伎の新作舞台をネットで生中継するのは史上初だという

Kirari!の技術を用いて「中村獅童があんな場所から!?」「初音ミクが超リアルに!?」といった驚きの演出にチャレンジするそう

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