3月11日、IDCフロンティアはゲームアプリのシステムに対する負荷テストサービスを無償提供すると発表した。IDCFクラウド上で開発中のゲームアプリを対象としており、実利用を想定した負荷試験とIDCFのエンジニアによるサーバー構成のサイジングを提供する。
負荷テストサービスでは、人気ランキング上位のアプリ規模に相当する同時接続数3万人や、秒間6万リクエスト相当の負荷を疑似的に生成することが可能。最大1か月間利用可能で、実施対象のタイトル数や負荷テストの回数は無制限。負荷生成サーバー最大20台、管理サーバー1台で構成し、負荷ツールにはJMeterを採用。テストサーバー環境はIDCFクラウドとは分離して構築し、本番稼働と同等の負荷を再現できるという。
また、IDCフロンティアでは、ゲームシステムにも最適なクラウドサーバー「HighIO 3XL128」の提供を開始する。HighIO 3XL128は、24コアのCPUとディスクにSSDを全面採用し、高いI/O性能を発揮する。最上位モデルに次ぐ処理能力と安定性を月額9万8000円で提供するという。