練習だけでなくさまざまなシーンで演奏されるサイレントバイオリン、さらに幅広い演奏が可能に
ヤマハ、エレガントデザインの新エレクトリックバイオリンを発表
2016年03月09日 17時51分更新
ヤマハは3月8日、弦楽器の新製品としてヤマハ エレクトリックバイオリン「YEV104」、「YEV105」を発表。6月より発売する。
同社が1997年に発売した「サイレントバイオリン」は弦楽器の演奏感覚とともに静粛性に優れ、単なる練習用としてだけでなく多彩なジャンルを演奏、ライブステージやスタジオワークなどさまざまなシーンで使われている。
新たに発表されたYEV104/YEV105は、このような需要に向けて美しいデザインとステージユースに適した性能を併せ持つ楽器となっている。同社の木材加工技術が投入された優雅な曲線を描く立体形状のプレートを配置し、どの角度からでも見栄えのあるデザインとなっている。楽器保持部分はアコースティックバイオリンに倣った形状で、通常のバイオリン用肩当てが利用可能(肩当てなしでも演奏可能)。
本体内にはバッテリーを内蔵していないため軽量で、プリアンプや楽器用アンプに接続して演奏。裏面にはピックアップからの信号出力方法を簡単に切り替えるスイッチやボリュームを配置する。
YEV104は4弦タイプ、YEV105はビオラなどの音域もカバー可能な5弦タイプ。YEV104は幅204×長さ592×高さ111mm/重量約550g、YEV105は幅204×長さ607×高さ120mm/重量約580g。価格はYEV104が8万1000円、YEV105が9万1800円(弓や肩当て、ケースなどは付属しない)。