ASUS JAPANは3月7日、最大転送速度2167Mbpsのゲーマー向け無線LANルーター「RT-AC88U」の国内販売を開始すると発表した。発売日は3月11日で、実売価格は3万5500円前後となる見込み。
NitroQAM(1024-QAM)に対応することで、最大2167Mbpsの高速無線LAN通信を可能とした最上位モデルのルーター。またネットワークゲームのタイムラグ(ping値)とパケットロスを低減する「WTFast」機能を搭載しているのも特徴で、2016年3月時点で「League of Legends」「World of Tanks」など6タイトルのゲームでWTFast機能を利用できる。
接続端末の位置を検出し、集中して電波を送る「Ai Radar」機能を搭載。ビームフォーミングに似た機能であるが、Ai Radarはすべての端末で機能を利用できる点が異なるという(ビームフォーミングは対応端末のみ利用可能)。このほか、特定のデータ通信の優先度を高める「Adaptive QoS」機能や、トレンドマイクロの技術によるセキュリティー機能「AiProtction」もある。
有線LAN端子を8基備える。うち2基はリンクアグリゲーション(チーミング機能)に対応しており、対応NASなどと2本のLANケーブルで接続すると最大2Gbps通信が可能となる。
デュアルコアCPUのBCM4709C0(1.4GHz)、512MBのDDR3メモリー、128MBフラッシュメモリーを搭載。本体サイズは幅300×奥行き188×高さ60.5mmで、重量はおよそ950gだ。