参加者や企業と交流する「協力・協賛企業マッチングプログラム」開催、総務大臣も登壇
総務省が“変な人”を発掘する「異能vation」、今年も採択者が決定
2016年03月07日 09時00分更新
総務省と角川アスキー総合研究所が、ICT分野において独創的な才能やアイディアを持つ、いわゆる“変な人”を発掘して支援する「異能(Inno)vationプログラム」。このプログラムでは「ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスなICT研究開発課題に挑戦する人を支援するもの」で、「閉塞感を打破し、異色多様性を拓く」ことを目的としている。
2014年から始まった本プロジェクトは、今回で2回目。2015年5月15日に応募を開始し、1061件(867名)の募集があった。その中から、1次選考、最終選考を通して、10人の「採択者」に絞られた。そして、3月4日に異能vationプログラムの応募者が、来場者に内容をアピールし、交流やビジネスマッチングを行なう「協力・協賛企業マッチングプログラム」が開催。採択者のほか、採択者に至らなかったが協力・協賛企業マッチングプログラムに応募した研究者、採択者を審査したスーパーバイザーなどが集結した。
高市 早苗総務大臣が登壇、採択者の研究に驚き
協力・協賛企業マッチングプログラムには、高市 早苗総務大臣が登壇。高市大臣は「異能vationプログラムは、総務省総出で尽力しているプロジェクトの1つで、素晴らしいイベントです。日本は超高齢社会に入りつつあります。その中でも、破壊的な想像力で常識にとらわれないアンビシャスな技術課題は、世界の市場に殴り込んでいくような1つの大きなムーブメントになってほしいと思います。今後も大変楽しみにしています」と挨拶した。
続いて、異能vationプログラムの審査を務めたスーパーバイザーと、最終選考を通過した採択者と技術課題が紹介された。