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帝国繊維「デジタル簡易無線タブレットMix-100」

災害時などの活躍が期待される、カメラ付きトランシーバーが発売

2016年03月03日 18時50分更新

文● 貝塚/ASCII.jp

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 帝国繊維は3月3日、カメラ付きのトランシーバー「デジタル簡易無線タブレットMix-100」を発表した。

 同社の監視カメラシステム「テイセンITS」のカメラ、 デジタル簡易無線機、 情報システム総合研究所製の高圧縮画像伝送装置「Hix」の3つの機能をひとつにまとめたタブレット型の端末。

 従来の簡易無線の通信速度は、 実測で3.2kbpsほどで画像やデータの送信はむずかしかったが、情報システム総合研究所による高圧縮コーデック(MXcodec)を組み込むことで、 効率的に高画質画像の伝送が可能になったという。ファイルサイズはおよそ1.5KBからおよそ18KBまでの7段階に調整できる。

 「災害時、携帯電話が圏外になったり、発信規制になったりしても使用できるデジタル無線が見直され、防災・減災や工事現場偽装回避などで、 現場写真での早急な対応が求められている」と同社では開発の背景について説明している。主な仕様はAndroid 4、5型ディスプレー(800×480ドット/タッチパネル)、1GBメモリー、8GB eMMC。サイズはおよそ幅184×奥行き30×高さ94mm。外部ストレージとして、SDHCをサポートする。

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