ソニーは3月1日、ハイレゾ対応としては世界最小というBluetoothスピーカー「SRS-HG1」を発表した。4月16日発売予定で、予想実売価格は3万円前後。
幅204×奥行き60×高さ62mmという本体サイズで、日本オーディオ協会が定義するハイレゾ準拠のスピーカーとしては世界最小とのこと。
従来のミドルクラスモデル「SRS-X55」の後継機で、「h.ear go」のブランド名で展開。ヘッドフォンブランド「h.ear」のスピーカー版とも言える製品で、カラフルなカラーやシンプルな外観デザインを採用する。
スピーカー自体はハイレゾ対応で、Bluetooth以外にWi-Fi、USB、アナログでの接続が可能。USB、Wi-Fi接続時はハイレゾ再生(192kHz/24bit)が可能だ。
ハイレゾ対応としては世界最小という35mmのフルレンジスピーカーを2つ搭載。スピーカーユニットのみで60~40kHzまでを実現するのは世界初とのこと。
なお、Bluetooth接続においても同社の高音質コーデック「LDAC」での接続が可能なため、「音質優先モード」時はハイレゾ相当の再生が可能だ。
デジタルアンプの「S-Master HX」を搭載し、MP3などの音源もハイレゾ相当にアップコンバートできる「DSEE HX」にも対応。重低音を強調する「Extra Bass」ボタンも装備する。
バッテリーを内蔵しており、屋外などでの再生も可能。しかも、最大12時間の連続再生ができる。
このほか、Wi-Fiで直接Google Castの受信が可能。同社のスマホアプリ「SongPal」を使用することで、複数のスピーカーで同一の音楽を再生することもできる。