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日本製品の安定調達・拡販、アリババが「ジャパンMDセンター」設立

2016年02月29日 01時25分更新

記事提供:通販通信

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参考画像 Alibaba Group Holding Limited(アリババグループ)と、日本法人のアリババ(株)は26日、中国で人気の高い日本製品の安定的調達と、これまでに需要を取り込めていない日本製品の拡販を目的とした「Japan MD center」を設立した。

 Japan MD centerでは、アリババグループが運営する越境ECサイト「天猫国際(Tmall Global)」に出店する日本の店舗に、メーカー企業が製品を販売できる「出品」支援サービスを新たに提供。中国消費者のニーズに合わせた製品選定、流通チャネル設定など、包括的なマーケティング支援を行う。また、中国で人気が高く、「天猫国際」で昨年の売上の約7割を占めた、ベビー・キッズ、コスメ・パーソナルケア、サプリメントなどの製品を中心に、需要の高い製品の安定的な調達も支援する

 また、今春には中国市場に興味関心を持つ日本企業を対象とした研究会「China EC workshop」も設立。アリババグループが持つ中国EC市場に関するビッグデータや知見をJapan MD centerを通じて、参加企業と共有することで、中国市場にマッチする製品の研究・開発を支援する。

 このほか、ビッグデータの分析を通じて得られた情報の提供や、「天猫(Tmall)」「天猫国際(Tmall Global)」のカテゴリー責任者との情報交換会への招待、アリババグループおよび「天猫」のトップマネジメントメンバーが参加するエグゼクティブカンファレンスへの招待なども予定している。

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