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楽天2015年決算は増収減益、国内EC伸び悩み

2016年02月15日 02時26分更新

記事提供:通販通信

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 楽天(株)が12日発表した2015年12月期決算は、売上収益が前年同期比19.2%増の7135億5500万円、営業利益は同11%減の946億8900万円、同期利益は同37.7%減の442億8000万円と、増収減益となった。FinTech(インターネット金融)などが好調で連結売上収益は過去最高を記録したが、Rakuten Kobo Inc.ののれん減損などを計上したため、減収となった。

 セグメント別の業績では、国内ECは売上収益が同7.8%増の2846億円、営業利益は同4.6%増と、伸び悩んだ。その他のインターネットサービスは、売上収益が同57.9%増の1562億円で、営業利益は31億円。FinTech事業は、売上収益が同16.3%増の2751億円、営業利益は同29.1%増の639億円となった。その他のセグメントは、売上収益が同22.7%増の521億円、営業損益は86億円だった。

 国内EC流通総額は同10.2%増の2.7兆円となった。楽天カードは、取扱高が同20.2%増の4.2兆円となり、カード会員は1200万人を突破した。グローバル留数総額

 第4四半期(9~12月)の楽天市場モバイル経由流通総額比率は54.2%で、3カ月で2.9ポイント上昇した。楽天市場アプリ経由の流通総額は前年同期比105.1%増となった。

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