3Dグラフィックを多用し、美しい画面で描かれるようになったPCゲームを快適に遊ぶことを目的としたゲーミングPC「ガレリア」シリーズ。ゲームで推奨される環境は、デスクトップPCのほうが作り上げやすいが、このシリーズにはその環境を持ったノートPCが存在する。今回紹介するのは、その「ガレリア」ノートの中でも、税抜9万9980円と10万円を切る価格で販売されている「GALLERIA QHF960HE」だ。
CPUにはインテル Core i5-4210M(2.60GHz)、ビデオカードにはNVIDIA GeForce GTX 960M 2GBを搭載。CPUのチョイスを見ても10万円を切る&ゲーミングPCというテーマが伺える。
外観は幅380mm×奥行き262mm。ノートとしては少し大きめに感じるが、ゲーム目的であれば少しでも大きなディスプレーでプレイしたいのでこの大きさは致し方ないところ。ディスプレーは15.6インチのノングレアフルHDディスプレーが搭載されている。
実際に持ってみた感触としては、少し重いと感じた。重量としてはバッテリーを含めて2.6kg。ノートPCとして持ち歩くには少々つらい重さだが、ゲームで遊ぶことを考えると、このくらいの重さのほうが安定感が得られるだろう。もちろん、部屋の中での移動程度なら問題はない重さだ。
外部出力は、USB 2.0が2基、USB 3.0が2基あり、周辺機器の接続も支障はない。ほかに、アナログRGBとHDMI出力が用意されているので、さらに大きなディスプレーに接続するのも容易だ。もちろん、ノートPCなので無線LANとしてIEEE802.11 b/g/nが搭載されているが、有線をつなぐための1000BASE-Tの端子も搭載されている。
「GALLERIA QHF960HE」の基本構成は次の通りだ。
GALLERIA QHF960HEの主なスペック | |
---|---|
機種名 | GALLERIA QHF960HE |
CPU | Intel Core i5-4210M(2.60GHz、ターボブースト時は3.2GHz) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 960M 2GB+インテルHDグラフィックス4600 |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 1TB HDD |
ディスプレー | ノングレア15.6型ワイド(1920×1080ドット) |
光学式ドライブ | - |
通信規格 | 無線LAN(IEEE 802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.0 |
インターフェース | USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、アナログRGB×1、HDMI出力端子×1、マイク入力/ヘッドフォン端子×1、SDカードスロット×1、有線LAN端子 |
内蔵スピーカー | オンボードHDサウンド、ステレオスピーカー内蔵 |
内蔵カメラ | HD画質 ウェブカメラ |
サイズ/重量 | およそ幅380.0×奥行き262.0×高さ31.5mm/約2.6kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
次回は、「GALLERIA QHF960HE」の操作感やグラフィック性能の実力などについて解説する。