世界最速! 防水・防塵・堅牢タブレットで実験
iPadには不可能!! 待望の防水「arrows tab WQ2/X」航行ファーストインプレッション!!
2016年02月15日 10時00分更新
ついにこの日がやって来た!
航行させて遊べるWindows機
ASCII.jpでは過去に2度、「arrows tab」シリーズの航行実験を実施している(「“例のプール”&「ARROWS Tab QH」でオトナの限界を試す!」「14年夏・最速Windowsタブ決定戦!?—プールと防水タブでオトナの限界を試す!」)。エクストリームな運用に耐えるということは、“普段使い”用PCとして圧倒的な汎用性を備えていることを意味し、またそんな遊び方ができるWindowsタブレットは「arrows tab WQ2/X」しかないため、カタログを見ているだけでは分からない立派な隠しスペックといえる。
これまでは水中モーターを活用しての航行実験だったが、今回は耐衝撃性能を得ているため、ラジコンボートで牽引し、颯爽とジェットスキーみたいに水上で光り輝けるのではないかと考えた。しかし、いきなりそんなテストをして、うっかり深い場所に沈まれてしまうと回収ミッションが大変そうなので、横長の水槽と低スペックのラジコンボードで牽引できるのかをまずチェックすることにした。
用意したラジコンボートは、CCP製「あかいホバークラフト」。水陸両用で対象年齢は3歳以上。「ホバー」とあるものの陸上では車輪による自走になるため、水中では船尾にあるスクリューを推進力とするため、ホバーでもなんでもないのだが、よくできたおもちゃである。
タッチパネル・スタイラスの機能を設定できる
「ステータスパネルスイッチ」
「arrows tab WQ2/X」を水中に入れてみる前に、非常に重要な機能を紹介しておこう。純正アプリケーションとして用意されている「ステータスパネルスイッチ」には、タッチパネル・スタイラスの機能選択が用意されているのだ。タッチとスタイラス、タッチのみ、スタイラスのみといった設定を行なえる。こういった機能は、コンシューマー向けでは必須になるのではないだろうか。
スマホやタブレットをお風呂に持ち込んだ経験がある読者諸君ならその便利さが分かると思うが、この設定でスタイラスのみにしておくと、水滴による誤タッチを回避できるのだ。「arrows tab WQ2/X」はステレオスピーカーを搭載していることもあり、お風呂でのマーベラスタイムがさらに快適になること請け合いだ。動画を見るときは、スタイラスを側面の格納スペースから取り出し、ちょいちょいと操作するだけでいい。同機能は手描き用としても便利で、メモを書いたり、イラストを描いたりしている最中に手をベタっと画面につけても反応しなくなるため、重宝する。贅沢をいうと、この機能だけのアプリケーションを実装してほしい。タスクバーにピン止めしておけば、より使い勝手がよくなるはずだ。