オリンパスイメージングは2月9日、コンパクトデジタルカメラ「STYLUS」の新機種2モデルを発表した。どちらも2月26日発売の予定。
旅行向けカメラ「STYLUS SH-3」(予想実売価格3万7000円前後)は、コンパクトなボディーに光学24倍のズームレンズを搭載。35mm版換算で25~600mm(F3.0~6.9)の撮影が可能で、さらに望遠域で被写体に40cmまで寄れるテレマクロ機能も搭載する。
5軸の手ブレ補正を内蔵し、旅行先のスナップ撮影などでもブレのない写真が撮れる。
新機種では4Kでの動画撮影が可能。フレームレートは15fpsとなるが、高精細な動画を記録できる。また、特殊効果の「アートフィルター」に「ライトトーン」や「クロスプロセス」など5種類が追加され、全13種類を利用できるようになった。
撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー(1600万画素)を採用し、感度設定はISO 125~6400までとなる。
「STYLUS TG-870 Tough」(予想実売価格3万7000円前後)は、水深15mの防水性能に高さ2.1mからの落下に耐えうる耐衝撃性、-10度までの耐低温性、100kgfまでの耐荷重性および防塵性を備えるタフネスデジカメ。
新たに上方に180度回転して自分撮りもできる背面チルト液晶を搭載。本体前面には「フェイス」ボタンを搭載し、自分撮りの際にシャッターボタンとして利用できる。
さらに、自分撮り用の撮影モードを搭載。カメラを持っている人にピントが合うようにAF制御を行ない、モニターにはセルフタイマーのカウントダウンが表示される。
こちらもアートフィルターに「クロスプロセス」や「ウォーターカラー」など6種類が追加となり、全13種類のフィルターが利用できる。また、連続撮影した複数枚の画像から明るく変化した部分のみを合成する「ライブコンポジット」が利用可能で、星の軌跡や花火、街灯などの光跡を表現できる。
撮像素子は1/2.3型CMOSセンサー(1600万画素)を採用し、光学5倍(35mm版換算で21~105mm、F3.5~5.7)のズームレンズを内蔵。感度設定はISO 125~6400までとなる。