カシオ計算機は2月9日、レーザーとLEDのハイブリッド光源を採用するビジネス向けプロジェクターを発表した。全8機種のラインナップで、一番早いエントリーモデル3機種は3月18日からの発売となる。
エントリーシリーズ | ||||
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機種名 | 明るさ | 解像度 | 無線LAN | 価格 |
XJ-V10X | 3300ルーメン | XGA | ―― | 8万9800円 |
XJ-V100W | 3000ルーメン | WXGA | ―― | 9万9800円 |
XJ-V110W | 3500ルーメン | WXGA | ―― | 10万9800円 |
アドバンスドシリーズ | ||||
機種名 | 明るさ | 解像度 | 無線LAN | 価格 |
XJ-F10X | 3300ルーメン | XGA | ―― | 10万9800円 |
XJ-F100W | 3500ルーメン | WXGA | ―― | 11万9800円 |
XJ-F20XN | 3300ルーメン | XGA | 対応 | 11万9800円 |
XJ-F200WN | 3000ルーメン | WXGA | 対応 | 12万9800円 |
XJ-F210WN | 3500ルーメン | WXGA | 対応 | 13万9800円 |
半導体を光源に採用することで、電源オンから最短5秒で最大輝度に達するのが特徴。また、ランプ光源を採用するプロジェクターと比較して、消費電力が約半分で、光源の寿命も約2万時間と長く、長期間使ってもコントラストなどが劣化しないといった長所がある。
他社ではレーザーのみを光源として使用する製品もあるが、それだとコストがかさむため、LEDとのハイブリットを採用。具体的には、RGBのうちレッドを赤色LEDで、ブルーを青色レーザーで出力。グリーンは青色レーザーを蛍光体で変換している。
この仕様により、エントリーモデルで一番安い「XJ-V10X」は8万9800円、アドバンスドモデルで一番安い「XJ-F10X」は10万9800円という直販価格を実現している。
従来モデルからの進化点は、XGAモデル(1024×768ドット)に加えてWXGAモデル(1280×800ドット)をラインナップしている点や光学系に1.5倍のズーム機能を追加した点、光源部、電源部、光学部の3ブロック構造を採用することで、光学部へのホコリの侵入を防ぐ防塵構造を採用する点など。
さらに、アドバンスドモデルはUSB給電に対応。プロジェクターに接続したスティックPCやMiracast用アダプターなどに直接電源を供給できる。