最高の音源を最高の機器で聴く
レナ:いい音を楽しむためには、「いい音源」が必要ってことです。だからハイレゾなどの音源を使えばいい音にはなるんですけど、今度はその音質を引き出すオーディオ機器も必要になってきます。特に、いいイヤフォンやヘッドフォンの能力を引き出すためにも使いたいのが……。
2人:お?
レナ:ラックスマンのヘッドフォンアンプ内蔵USB D/Aコンバーター『DA-250』ですね。
増井:戦闘機みたいで強そうですね。かっこいい。
レナ:デジタルの音を耳で聴けるアナログ信号に戻してくれる機器です。自分なりに理解ができたのが、デジタル時計ってあるでしょ? あれは1秒2秒って数字が切り替わっていくけど、アナログ時計だと秒針が1秒から2秒に進む間も1.x秒みたいなのが無段階にあって見えますよね。アナログにするというのは、よりなめらかにするってことで、それが自然でいい音に近づけることかなって思います。
レナ:こないだレナはラックスマンの試聴室に行きまして、オーディオの勉強をしてきました。ラックスマンは創業90年を超える老舗オーディオメーカーなんです。地下の試聴室にあるオーディオセットを聴かせてもらったんですけど……。ここにあるセット、総額で400万円を超えるそうです。
吉川:400万……。
増井:でも、すっごいいい音しそう。
レナ:人それぞれあると思うんだけど、涙が出そうというか、骨に染み渡るような……。骨が振動して涙が出るような感じでした。
増井:いいなぁ。
レナ:贅沢だったなぁ。
増井:なんともない音でも涙が出ちゃいそう。電車の音とか。
レナ:自分たちの音源も聴いてみたんだけど、これまで気づかなかった音とかが聞こえてきて、こんなに音にこだわった曲を作ってもらっていたんだなってわかってすごいよかったです。この400万円を自宅に置くのは厳しいですよね。でも『DA-250』があれば、手軽におうちでも上質な音を楽しむことができちゃうんですよ(笑)。
吉川:ちょっと通販番組っぽいけど(笑)。
もっと知りたい、LUXMANのDA-250
ラックスマンの「DA-250」は“USB DAC”と呼ばれる製品。ソース(ハイレゾ音源)を再生するための核となる製品だ。高品位のヘッドフォンアンプを内蔵した、デジタル入力プリアンプと言うべき存在で、非常に多彩な機能を持つ。万全の1台と言える。
ハイレゾ音源の中でも192kHz/32bitのPCM、5.6MHzのDSDという現状ではトップクラスの性能を装備。現在配信されている音源であればほぼ問題なく再生ができるはず。またパソコンだけでなく、iPhoneと直結して楽しむこともできる(要:Lightning-USBカメラアダプタ)。
典型的な使用方法は大きく3つだ。
最初に“パーソナル・リスニング”。ヘッドフォンをつないでミニマムに使う方法だ。次に“デスクトップ・リスニング”。パワードスピーカーと呼ばれるアンプ内蔵のスピーカーをつないでシンプルで高音質なリスニング環境を作れる。パソコンを使いながら近距離で高音質に聴くのに適した使い方だ。そして最後が本格的なHi-Fiシステムに組み込む使い方。長年ラックスマンが培った高音質化のノウハウが盛り込まれているので、高級価格帯のアンプやスピーカーと接続することでその真価を発揮できる。
DA-200からの進化点のひとつは、バランス出力時の音量調節が可能になったこと。利便性が増した。スタジオ用に作られたコンパクトなパワードモニターと左右のケーブル1本ずつで接続でき、音量もスピーカー側ではなく、本体のノブやリモコンで簡単に音量調節できる点はシンプルで使いやすい。
ヘッドフォンアンプもDA-200の5倍に高出力化。感度調節にも対応しており、様々なヘッドフォンに柔軟に対応できる。また、7年間保証にも対応。高級価格帯に位置づけられる製品だから長く使いたい。そんなニーズに応える安心感も売りのひとつになっている。