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フリーランスや小規模企業に朗報!

レシートをスキャンするだけ! 「OCRで会計処理を自動化」を試した

2016年02月04日 08時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII.jp編集部

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スキャンしたPDFを「スキャンデータ取込」画面にドラッグ&ドロップする

手書き部分や仕訳をささっと修正して登録完了!

 やよいの青色申告 オンラインに読み込んだPDFファイルをドラッグ&ドロップすると、OCR処理が始まる。10枚程度なら一瞬で完了し、登録される。「確定状態」に「要確認」と表示されている項目をクリックし、認識できなかった部分を入力したり、間違った金額を修正したりしよう。

画像とOCR処理されたデータが仮登録される。確認する項目をクリックしよう

 当たり前だが、手書きされた文字や数字は認識されない。印刷された店名や金額は高い精度で認識してくれるのが賢い。また、店名などがロゴになっているレシートも多いが、印字されている電話番号から店舗名を紐付けて入力してくれるのも便利。手元のレシートで試したところ、ドトールやセブンイレブンなどが自動入力されていた。

 取引日を修正することが多いが、毎回当日から遡って操作するのがやや面倒。直前に入力した日付を保持してくれると、まとめて入力するのに便利なのだが……。

認識できなかった部分を入力する

科目をプルダウンメニューから修正する

 レシートの内容を入力したら、科目を修正し、送信すれば取引情報として登録される。修正作業は発生するが、イチから入力するよりは確実に早い。今後、スキャナ保存制度を利用するならスキャン作業は行うのだから、特に手間が増えるということもない。

「送信」すると、取引として登録される

 現在は白色申告でも帳簿保存が義務化されているので、青色申告に移行している人も多いだろう。少しでも、帳簿作成業務の負担を減らしたいなら、ドキュメントスキャナーとPDFを読み込める会計サービスはぜひ活用したいところ。やよいの青色申告 オンラインは、最大2ヵ月の無料体験版に加え、「セルフプラン」に登録すると最大14ヵ月無料になるキャンペーンも行っているので試してみよう。



(提供:弥生)


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