5.2mmの超狭額ベゼルを採用し、一般的な11インチノート並みの筐体(およそ幅304×奥行き200×高さ9-15mm)に13.3インチ液晶ディスプレーを搭載したデルのモバイルノート『New XPS 13』。10月20日には第6世代Coreプロセッサー(コードネーム:Skylake)を搭載し、OSをWindowsに刷新した最新モデルが販売開始となり、さらなる話題を呼んでいる。
今回は、ゴールドカラーの「New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールド」の性能をベンチマークで検証する。
New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールドの主なスペック | |
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CPU | Core i7-6500U(2.5GHz、最大3.1GHz) |
OS | Windows 10 Home |
メモリー | 8GB(LPDDR3、1866MHz) |
ディスプレイ | 13.3インチ QHD+(3200×1800ドット) 276ppi、ゴリラガラス、タッチ対応 |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス 520 |
ストレージ | 256GB SSD(PCIe接続) |
光学ドライブ | なし |
インターフェース | USB 3.0×2、SDカードリーダー、Thunderbolt 3/USB 3.1 Type-C×1 |
カラー | シルバー |
本体寸法 | 幅304×奥行き200×高さ9-15mm |
重量 | 1.29kg |
販売価格 | 18万4980円(税抜き、送料込) |
New XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールドは、CPUに第6世代のCore i7-6500U(2.5GHz、最大3.1GHz)、OSにWindows 10を搭載。第6世代CPUは内蔵グラフィックスの性能が大きく向上しており、画像や動画編集のような高負荷な作業も快適に利用できる。SSDは高速なPCI Express 3.0接続に対応。インターフェース面ではあらたにUSB Type-CコネクターのThunderbolt 3/USB 3.1兼用ポートが搭載された。現状は対応する機器がそれほど多くないが、最大40Gbpsの超高速転送に対応するのは大きな魅力だ。
CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」では、CPUスコアが321cb、シングルコアのスコアが124cbという結果に。ノート向けCPUとしては良好なスコアが出た。
グラフィックス性能の計測に特化したベンチマークソフト「3DMark」の結果は、ICE STORMが「56385」、CLOUD GATEが「6155」、SKY DIVERが「3826」、FIRE STRIKEが「895」。ディスクリートGPUを採用していないため、大作3Dゲームを快適にプレイできるほどの結果は出ていない。
実際にオンラインゲームのベンチマークソフトも実行してみた。「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」ベンチマークソフトでは、解像度1920×1080ドット、フルスクリーン、標準品質(DirectX 9)の設定でスコアが2888(やや快適)に。このままでもプレイは不可能ではないが、スムーズにプレイしたい場合は解像度を1366×768ドットにまで落とすといいだろう。
ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark」では、順次読み込みが毎秒1552MBと圧倒的な速度を記録。一般的なSATA接続のSSDは速度が毎秒500MB前後なので、ほぼ3倍の差だ。これだけの速度が出れていれば、重いファイルの読み書きが多くなる画像・動画編集作業でもそうそう困ることはないはずだ。
ゴージャスなデザインと性能を両立!
前世代からスペックアップし、クリエイティブなモバイルノートPCとしてさらに完成度の高まったNew XPS 13 プラチナ・QHD+タッチパネル・ゴールド。画面サイズが大きく性能にもこだわりたいユーザーはもちろん、ゴージャスな外見が気になるユーザーにもオススメできる。
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