アプリ機能やほかのサービスとの連携も万全
実際に装着して計測を始めますと、「ピリッ」というアラート音とともに、液晶画面上に赤いムーブバーが表示されます。一時間運動状態を検知しないと、こうして運動することを催促されるわけです。この警告を無視し続けると、15分ごとにムーブバーの目盛りが上がっていき、運動を検知するとリセットされるという仕組み。
同じ動作をバイブレーターを使う製品は多いですが、アラートのほうが合理的かもしれません。動かずじっとしている状態は、たいてい室内で黙っているときなので、小さな音で十分伝わる。ただし、不用意に音がすると困る場面もあるでしょうから、設定でアラートをミュートすることもできます。
そうした設定は、専用のアプリを使って行ないます。AndroidやiOSのモバイル端末は、専用アプリの「Garmin Connect Mobile」を使って、Bluetoothで接続して同期します。PCの場合は、ANT+スティックをUSB端子に差し込んでワイヤレス接続し、専用アプリの「GARMIN Express」をインストールして同期します。
同期は本体側のボタンで都度行なうか、自動同期される午前0時過ぎまで待つかのどちらか。歩行数やカロリー消費など、端末側にはリアルタイムで表示しません。でも、リアルタイムの歩数やカロリー消費量が知りたければ、vivofit 2の液晶画面を見ればいいわけですから、これは問題ないでしょう。
他社のアプリやサービスとのデータ共有にも対応していて、確認できているところではAppleの「ヘルスケア」、フィットネス用アプリの「MyFitnessPal」、ランナーやサイクリスト向けのロガー「Strava」と連携することは確認しています。
特に同期アプリのGARMIN Connect/GARMIN Connect Mobileは、栄養管理機能はないので、MyFitnessPalのようなアプリとの連携は必須でしょう。