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最強に男子力が高いロボット掃除機「ルンバ980」で己の欲望を満たせ!

2016年01月16日 12時00分更新

文● 藤山哲人 編集●末岡大祐/アスキー編集部

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部屋の隅からスミまでキレイに!
長年の実績が性能の証し

 実際に部屋を掃除させたあとの状態は、次のとおり。部屋の綺麗さでは、以前のルンパ800番台に譲るが、矩形走行するロボット掃除機の中では、もっとも部屋を綺麗に掃除できるのがルンバ980といっていい。ちなみにルンバからお金はもらってない!

斜めの部分にあるゴミはデフォルト設定ではウマく取れない。部屋の隅を掃除するモードと併用すると綺麗に

ゴミ捨てはカートリッジをワンタッチで外してスグ捨てられる

 ただ唯一の弱点は、部屋に対して斜めになっているテレビのローボード周りがちょっと弱いみたいだ。プログラマーの筆者から見ても、これは判断難しいよね~な感じ。これは部屋の壁伝いを綺麗にするモードと併用することで、多少時間とバッテリーが必要になるが、最後の仕上げに壁ぎわを綺麗にすることも可能だ。

スマホと連携させると清掃モードの設定などが簡単にできる

清掃スケジュールもこの通り簡単

もちろんスマホをリモコン代わりでき、外出先からでも運転OK。これで急に三次元の女子が家に来ても、落ちてるちぢれ毛におびえることはない

 最後にちょっと意地悪な実験をしてみた。ルンバ980のカメラの前に、ベルサイユ宮殿の写真を貼って、CCDにとてつもなく広い空間を掃除しているように見せかけてみた。

CCDにはベルサイユ宮殿を掃除していると思わせて、実は俺ん家を掃除させてみた

 結果は自分の位置と方向の補正ができず、こんな感じになる。

部屋の中央はほぼ掃除できている感じだが

CCDカメラをふさいでしまうと、これだけの違いがある

 声を大にして言えないが、矩形走行をするロボット掃除機はこんな感じに近い掃除後になる。つまりルンバ980のCCDカメラは、かなりインテリジェントに画像処理をして、ウマく掃除できるように向きと距離をコントロールしているわけだ。

 ちなみに我々のように、可愛い女の子の前だとイイかっこしーでよく働くかと思い、アスキー編集部のつばさを使って同様の実験をしたが、ロボットに色気は通用しなかったことも付け加えておこう。

ロボットは無関心だった女の子だが、犬の定吉(♂)はしりきにニオイを嗅いでいた。フェロモン?

もう俺はルンバ980になりたい!

 これだけ褒めちぎったルンバ980だが、最後にオチを付けておこう。

 それは、値段がクソ高いこと。安くても実売12万円という価格は、掃除機に出せる金額じゃない!

 なので、これを掃除機と思わずに買うといい。Wi-Fi搭載でインターネット経由でスマホから操作できる便利さ、各種センサーで正確に走行する機構、斜め前上方を撮影するCCD。これを改造したら、世界中の男子が喜ぶ素晴らしい掃除機型カメラになること間違いないのだ! ドローンならぬ、デローン?

スマホとの連携もできて楽しい。掃除とは関係ないけどさ。ちなみに「サンバ・シンバ・金歯」は家のルンバの名前

俺はルンバになりたい! っつーか、このCCDカメラになりたい!

 パンツ(※)大好きな同志諸君! 今こそルンバ980を買って、部屋を掃除する傍らで、撮影データのインターセプターを開発するのだ!(編集部注:筆者の熱意を尊重して原稿そのまま掲載しています

 そしてスマホに飛ばせば、世界制服も夢じゃない!

※パンツとは、ホットパンツのことです。いやらしい意味ではありません。世界の制服をホットパンツにしたいだけです。

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