サイボウズは12月15日、掲示板やイベント、ToDo、フォルダー共有などが行なえるグループウェア「サイボウズ Live TIMELINE」Android版の提供を開始した。サービスとアプリは無償で利用できる。
「サイボウズ Live TIMELINE」の最大の特徴は、メッセージアプリのようにタテに流れる“タイムライン”を実装したこと。一般的なグループウェアは予定表や掲示板、共有ファイルなどの一覧が並んでいるものが多く、複数グループでのプロジェクトではそれぞれの機能に割り振られた情報を平行してチェックする必要があるが、「サイボウズ Live TIMELINE」はタイムラインをメイン画面に配置したことで、リアルタイムかつフロー型のコミュニケーションに重きを置いた設計になっている。最新情報をタイムラインのグループチャットで確認、情報を共有しながらプロジェクトを進行できる。
タテに流れるタイムライン上でリアルタイムに情報を共有。メニューからはグループの切り替えなどが行なえる
PC画面では掲示板やイベント、ToDoなどをリストでまとめて確認できるほか、画面の右ペインにタイムラインをフロー表示。チームリーダーが効率的に最新情報を確認しながらプロジェクトを推進できる。
タイムラインに書かれた内容はスマホにプッシュ通知されるため、イベント当日のやりとりや緊急の出欠連絡など即時性の高い情報共有に向く。タイムラインのデザインはUIデザインカンパニー「グッドパッチ」の手によるもの。「サイボウズ Live TIMELINE」のアプリおよびサービスは無償で利用でき、PTAや学生団体、同人活動、マンション管理組合など小規模なプロジェクトに手軽に導入可能だ。
