dynabookも5万円台!? 低価格なモバイルPCを探すなら2-in-1 タブレットを狙え!
2015年12月14日 10時00分更新
1920×1200モニター搭載の国産機が5万円台から
東芝の2-in-1 PC「dynabook N29」
ノートPCと言えば東芝、超小型PCと言えば東芝……という一部の世代にとって、今、8.9型という小さい液晶のラインナップがあることをぜひ紹介しておきたい。
「dynabook N29」(PN29TGP-NYA)は、1920×1200ドット(WUXGA)の8.9型液晶を搭載する2-in-1機。実売価格は最安で5万円台、大手家電量販店では7万5000円ほど。
ASUSと液晶サイズは同じだが、解像度が1920×1200ドットと高いことや、ゆったりとしたサイズのキーボードは手前にパームレストがあり、タッチパッドまで付いている。
そして、キーボードドック側には2つ目のバッテリーを内蔵していることから、2-in-1機にありがちな上半身が重くて不安定という点も和らいでいる。つまり、2-in-1であるがよりノートPCらしく利用できることが特徴となる。
それでも重さは本体のみで約479g。キーボードドックと合体させた状態で約989gと、1kg以下に収まっている。本体とキーボードは合体してロックする仕組みのため、不用意に外れる心配もない。
CPUはAtom Z3735Fで、TransBook T90 Chiと同世代のBaytrailだが、最高動作クロックが少し遅いなど若干劣っている。また、キーボードはゆったりとしたサイズだが、最上段のファンクションキーがないタイプで、F6からF10を多用する昔ながらのATOK使いという人には少し厳しい。
そういった点もあるが、高精細な液晶、ゆったりとしたキーボードとタッチパッド搭載、長時間駆動と重量バランスの良さ、国内生産とは言わないものの国内ブランドの安心感など、dynabook N29のよさはたくさんある。
どちらかというとスペック表を見るよりも店頭で実物を良く確認してメリットを見出すPCと言えることができる。
小さいPCでもゆったりとしたキーボードがほしい、という人や、東芝好きな人はぜひチェックしたいモデルだ。
- CPU:Atom Z3735F(1.33GHz)
- メモリー:2GB
- ストレージ:eMMC 64GB
- モニター(解像度):8.9型(1920×1200)
- USB(本体/キーボード側):1/1
- microHDMI:○
- OS:Windows 10 Home 32bit
- サイズ/重量(タブレット):幅235×奥行き161×高さ9.8mm /479g
- サイズ/重量(キーボード込み):幅235×奥行き170.6×高さ19.9mm/989g
(次ページに続く、「新製品の登場でこれから熱くなりそうな小型モバイルPCは要チェック!」
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