東芝は8月5日、最新OS「Windows 10」を搭載し、着脱可能でタブレットとしても使用できるデタッチャブルノートパソコン「dynabook N40/TG」「dynabook N29/TG」を発表した。
dynabook N40/TGは、ディスプレーが10.1型のデタッチャブルノートパソコン。ボタンを押せばディスプレーとキーボードドックが着脱する専用コネクターを採用し、安定した接続性を実現することで、誤動作を解消できるという。重さはディスプレー部が約552g、キーボードドック装着時が約1094gと軽量で、ディスプレー部の厚さがおよそ9.1mmと薄いのも特徴だ。キーボードはキーピッチが19mmのフルサイズキーボードを搭載している。
また、外出先での利用を目的とした長時間駆動にもこだわり、キーボードドック接続時は約13時間、タブレットとして使う場合は約7時間連続駆動する。バッテリーの仕組みとして、ディスプレーからキーボードドックという順番で充電し、使用時はキーボードドックからディスプレーという順番で消費されるという工夫が施されている。
インターフェースは、ディスプレー部にMicro USB 2.0端子×1、MicroSDカードスロット×1、MicroHDMI端子×1、キーボードドック部にUSB 2.0端子×2を備える。通信規格は、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0に対応する
主なスペックは、Atom x5-Z8300(1.44GHz)、2GBメモリー、64GB eMMCという構成だ。ディスプレーの解像度は1920×1200ドット。OSはWindows 10 Home(64bit)を採用する。予想価格は9万円前後(税別、以下同)で、9月下旬に販売開始予定。
dynabook N29/TGは、ディスプレーが8.9型のデタッチャブルノートパソコン。こちらも着脱式の専用コネクターを採用する。重さはディスプレー部がおよそ約479gで、キーボードドック装着時が約989gと軽量。キーボードドック装着時は約12時間、タブレットとして使う場合は約6時間の連続駆動が可能で、充電/消費の順番はdynabook N40/TGと同様となっている。
インターフェースは、ディスプレー部がMicroUSB 2.0端子×1、MicroHDMI端子×1、MicroSDカードスロット×1、キーボードドックがUSB 2.0×1、SDカードスロット×1。通信規格は、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 4.0に対応する。
主なスペックは、Atom Z3735F(1.33GHz)、2GBメモリー、64GB eMMCという構成だ。ディスプレーの解像度は1920×1200ドット。OSはWindows 10 Home(32bit)を採用する。予想価格は8万円前後で、8月12日に販売開始予定。