2画面機能などユニークな機能を搭載
使い勝手を高めたシャープ「BD-T3800」
シャープの「BD-T3800」(実売価格 8万7000円前後)は、3チューナー内蔵で、3TB HDDを内蔵したモデルだ。
シャープのBDレコは、ドラマ録りに便利な「ドラ丸」をはじめ、ユニークな発想の機能が充実している。
2画面表示により番組を再生しながら同時に録画予約もできるなど、なかなか実用的な機能も多いことが特徴だ。
サイズ的には薄型化の著しいほかのBDレコに比べるとやや背が高いが、本機の場合は専用の増設用HDDを内部に装着できる「スロットインHDD」に対応している。
USB HDDのように配線や電源を必要としないので扱いが容易だ。もちろん、通常のUSB HDDの増設にも対応。SeeQVault HDDにも対応する。
BD-T3800は従来モデルからの大きな違いはあまりないが、システムLSIが最新のものとなり、操作のレスポンスが早くなってより快適に使えるようになっている。
多数のサムネイルで番組内容を紹介する機能などでも表示が素早く、使い勝手がかなりよくなっている。
記事掲載当初、SeeQVaultには非対応との記述がありましたが、正しくは対応しています。お詫びして、訂正いたします(2016年2月21日)
機能性や使い勝手では不満なし
ソニー「BDZ-ET2200」
ソニーの「BDZ-ET2200」(実売価格 7万4000円前後)は3チューナー内蔵で、HDD容量は2TBだ。ソニーは最新モデルの投入がなく、本機は2014年秋に発売されたモデル。その意味では新鮮味は薄いものの、基本的な機能では他と比べて見劣りするようなことはない。
特徴的な機能としては、自動録画機能の「おまかせ・まる録」がある。今や他社も備える自動録画だが、独自のデーターベースを作成することもあり、番組検索の精度の高さではかなり優秀。特にタレントやアーティストの出演番組を網羅するなら、心強い味方となってくれるはず。
ソニーのBDレコの大きな特徴としては、スマホ用(iOS、Android)のアプリ「TV Side View」の出来のよさが挙げられる。
外出先からの番組予約、リモート視聴、リモコン操作などの機能が1つのアプリに集約していて、使い勝手がいい。Wi-Fi内蔵は当然だが、スマホと連携して快適に使えるので、誰もがスマホを持つのが当たり前となっている今のスタイルにマッチしているだろう。
(次ページに続く、「自動録画機能はソニーの「おまかせ・まる録」が優秀!」)
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