ハイエンド2-in-1市場を作って拡大し、全体のPC市場を活性化する
グローバルでは、Surface Pro 4とSurface Bookの発表に続いてOEMパートナーの製品発表が続いたが、国内ではOEMパートナーとの連携を強調するため、まずはパートナー15社と一斉に発表を行ない、続いて今回のSurfaceの発表というスケジュールを組んだ。マイクロソフト自身がハードウェアを発売することでOEMのシェアを奪ってしまう懸念もあるが、平野社長は、Surfaceによって「カテゴリを作って切り拓いていく」という認識で、2-in-1市場の拡大に「大きく貢献した」と強調する。
Surface Bookでも、ハイエンド2-in-1市場を作って拡大し、全体のPC市場を活性化させることを目的としているとして、OEMパートナーの製品を含めてWindows 10をさらに拡大させていきたい考えだ。
「POW! WOW! JAPAN」フランキー・スィーヒさんがゲスト登場
発表会では、ハワイを拠点とする壁画クリエーター集団によるアートフェスティバル「POW! WOW! JAPAN」の一環として、東京・渋谷と天王洲に壁画アートを描いたフランキー・スィーヒさんがゲストとして登場。素材集めや壁画の制作まで、一貫してSurface Proを使った制作を行ったとのことで、アーティストの立場から「ダイナミックだけど繊細な絵が描けて、違和感がない。これまで鉛筆とかペンで紙に書いていたが、それに近い間隔で描けるので手放せなくなった」と話していた。