1024段階の筆圧を検知する「Surface ペン」
Surfaceユーザーの50%が利用しているという「Surface ペン」は、さらに書き味を高めるために1024段階の筆圧を検知。Pen and Touchチップを開発して搭載することで、より精度の高いペン利用を可能にしたとしている。「まるで紙の上で書いているような感触のペン」とホール氏はアピールする。
さらに上部のボタン部が消しゴムとしても動作し、ペンで書いて、反転させて消す、といった動作が可能になった。ボタンを押すと「OneNote」などの指定アプリが起動してすぐにペンで書き込みができたり、2度押しすると音声エージェントのCortanaが起動する、といった機能も搭載している。Surface ペンのバッテリーは1年間持続するという。
「Surface Pro 4 タイプ カバー」も大きく改善
Surfaceおなじみのキーボードカバー「Surface Pro 4 タイプ カバー」も従来通り用意される。独立型のキーでより速く、より静かに入力できるとしており、バックライトも搭載された。トラックパッドは大型化したほか、マルチタッチですべてのWindows 10のジェスチャーが利用できるとして、使いやすさが向上したという。米国発表時には、タイプカバーに指紋センサーを備えたモデルも紹介されたが、ホール氏によればこれは数量限定モデルで、現時点ではテスト的な位置づけなのだという。
Surface Pro 4の価格は、一般向けは12万4800円(税別)から、法人向けは11万1800円(税別)から。Surface Pro 4 タイプ カバーは全5色となり、Surface ペンは4色展開。ビジネス利用だけでなく、クリエーターなどに向けてもアピールしていきたい考えだ。ホール氏は、「ラップトップとして使えるタブレットの第4世代。愛されるタブレットであると確信している」と胸を張る。