日本マイクロソフトは22日、タブレット端末「Surface Pro 4」を11月12日から日本でも発売すると発表した。米国で同時発表されていたノートPC「Surface Book」は2016年初頭に発売する予定。同社の平野拓也社長はSurface Pro 4について、「最新のWindows 10の機能をフルに対応し、OSのポテンシャルを最大限に引き出すハイパフォーマンスとモビリティを両立した2-in-1デバイス」とアピールする。
Surface Pro 4は、タブレット端末として12.3型2736×1824ピクセルのPixelSenseディスプレーを搭載。Surface Pro 3に比べてディスプレーがわずかに大型化、高解像度化したにもかかわらず、薄型軽量化してモビリティ性能を高めた。CPUにはインテルの第6世代Coreプロセッサを搭載するなどしてパフォーマンスも強化。既存のSurface Pro 3と比べて30%の高速化したほか、最新のMacBook Airに比べて50%高速だとしている。
ディスプレーに搭載したPixelSense技術は、ディスプレーの表示を改善し、コントラストやカラーのマッチングをさらに向上させた。米Microsoftセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーのブライアン・ホール氏は、「Surface Pro 4で写真を見ると、コンピュータの画面でなく、実世界を見ているかのよう」と強調。ディスプレー表面には0.4mmのGorilla Glassを備え、これは「最も薄い」(ホール氏)ものだという。バックライトユニットも1.1mmと薄く、こうしたディスプレーモジュールの構造も薄型化に貢献した。